フィリピンの通貨 (Philippine currency)
フィリピンの記念硬貨(Philippine Commemorative Coin)
スペイン征服以前のフィリピンでは、近隣の島との貿易や、フィリピン人の間の取引は、物々交換を通して行われていました。9世紀〜12世紀になると、物々交換の不便は、交換媒介物として砂糖容器型のパイロンシト(Piloncito)と呼ばれる金のビーズの使用につながります。これらは後世に宝飾品に加工されたりして、今日フィリピンにはほとんど残っていないようです。16世紀半ば〜18世紀には、メキシコおよび他のスペイン植民地からガリオン船によりコブ(cob)コインや、ピラーダラー、フィリピンで最初に鋳造されたコイン、バリラ(barilla)などが流通します。バリラ(barilla)は、約1センタボの価値がある粗雑な銅貨でした。
(Photograph from Wikipedia)
1936年に、独立準備政府を記念して発行
1947年に、ダグラス・マッカーサーを称えて発行
1961年に、ホセ・リサール生誕100年を記念して発行。
1963年に、アンドレス・ボニファシオ生誕100年を記念して発行。
1964年に、アポリナリオ・マビニ生誕100年を記念して発行。
1967年に、バターンディ25周年を記念して発行
1969年に、エミリオ・アギナルド生誕100年を記念して発行
1970年に、ローマ教皇パウロ6世のフィリピン訪問を記念して発行
1974年に、フィリピン中央銀行開業25年を記念して発行
1975年に、マルコス大統領の在職10周年を記念して発行
1976年に、IMF理事会年次総会を記念して発行
1977年に、中央銀行造幣局開業を記念して発行
1978年に、マニュエル・ケソン生誕100周年を記念して発行
1979年に、国際児童年を記念して発行
1980年に、マッカーサー生誕100年を記念して発行
1981年に、セント・ロレンソ・ルイスの列福と 世界食糧デー制定を記念して発行
1982年に、バターンディ40周年とレーガン大統領のフィリピン訪問を記念して発行
1983年に、フィリピン国立大学の60周年を記念して発行
1987年に、世界野生動物基金成立25周年を記念して発行
1988年に、ピープルパワー革命を記念して発行
1989年に、フィリピンの文化10年紀を記念して発行
1990年に、エルピディオ・キリノ生誕100年を記念して発行
1991年に、アンティポロ 400周年を記念して発行
1992年に、マニュエル・ロハス生誕100年を記念して発行
1992年に、勇者の日(Araw ng Kagitingan)50周年を記念して発行
1994年に、マッカーサー レイテ湾上陸50周年を記念して発行
1999年に、フィリピン中央銀行50周年を記念して発行
2011年に、ホセ・リサール生誕150年を記念して発行
2014年に、マッカーサー レイテ湾上陸70周年を記念して発行。
2014年に、バゴンバヤニ(Bbagong Bayani)をたたえて発行。
2014年に、アポリナリオ・マビニ生誕150年を記念して発行。
2016年に、アルテミオ・リカルテ生誕150年を記念して発行。
2017年に、フィリピンのASEAN議長国就任を記念して発行。