フィリピンの硬貨 (Philippine coins)
2014年 5 PISO
2014年に、バゴンバヤニ(Bbagong Bayani)、新しい英雄をたたえて発行。材質(Material):70%銅(copper)、5.5%ニッケル(nickel)、24.5%亜鉛(zinc) ●直径(Diameter):27mm ●重量(Weight):7.7g。
左 「REPUBLIKA NG PILIPINAS」「BAGONG BAYANI」さまざまな職業のOFW。
右 「2014」「BSPロゴ」「5 PISO」OFW両親と一緒のフィリピン人家族
バゴンバヤニ(Bbagong Bayani)は、『新しい英雄』の意味で、海外に出て働くフィリピン人労働者をたたえる言葉です。
海外に出て働くフィリピン人労働者を、OFW(Overseas Filipino Workers)と呼び、限られた期間の雇用で他の国に居住するフィリピン人の市民権を持つ人々を指すのによく使用される用語です。
フィリピン統計局によると、2017年の、海外で働いたフィリピン人労働者の数は、230万人と推定され、半数以上が女性でした。一番多い国は、サウジアラビアで、約25.4%のフィリピン人が働いていました。
2017年4月から9月の間にOFWが送った送金総額は2,052億ペソと推定されています。
海外のフィリピン人労働者の収入は、フィリピンの経済安定と発展の重要な要素であり、フィリピン国内の経済を支えているといっても過言ではありません。
OFWは、地方経済への貢献のためにフィリピンで祝われていて、バゴンバヤニ(Bbagong Bayani)の称号は価値があると思われます。