序論(Introduction)

アトキンソンサイクルエンジン(Atkinson cycle Engine)は容積型内燃機関を基礎として、圧縮比よりも膨張比を大きくして熱効率を改善した内燃機関です。
オットーサイクルでは、吸気を圧縮する圧縮比と膨張比は等しいため、圧縮比が高いほど熱効率は高くなります、しかし通常のガソリンエンジンは圧縮比を高くしすぎると圧縮行程で混合気が過熱して燃焼が始まってしまうため、圧縮比は9〜11の範囲になっています。これに対して、膨張比だけを大きくして熱効率を改善したのがアトキンソンサイクルです。
アトキンソンサイクルエンジンの長所は、燃料効率の増加ですが、それには低速トルクとハイエンドの力の損失が付随します

アニメーション(Animation)

pichori

吸入(Intake) 吸入(Intake)
ピストンがクランクの回転により上死点から下死点まで移動します。シリンダ内の圧力が下がり、カムにより吸気弁が押され、吸入口より混合気がシリンダ内に吸い込まれます。
圧縮(Compression) 圧縮(Compression)
カムにより吸気弁が閉じ、ピストンがクランクの回転により下死点から上死点まで移動し、混合気が圧縮されます。
爆発(Combustion) 爆発(Combustion)
圧縮された混合気が点火プラグにより着火され、燃焼を開始し、ピストンは上死点から下死点まで押し下げられます。
排気(Exhaust) 排気(Exhaust)
カムにより排気弁が開き、ピストンがクランクの回転により下死点から上死点まで移動し、燃焼ガスが排気され、カムにより排気弁が閉じ再び吸入行程となります。

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