旅の話題 (Topics of travel)
御母衣ダムと荘川桜
御母衣(みぼろダム)ダム
御母衣ダムは岐阜県大野郡白川村にある、庄川の本川最上流部に建設された、堤高131mのロックフィルダムで、 電源開発が管理する発電専用ダムです。
ロックフィルダム
ロックフィルダムは岩石や土砂を積み上げて建設する形式のダムです。
中心部を粘土、両脇を砂や砂利、外郭部を岩石で覆う3層5重に分かれた構造をしています。地盤が堅固でなく、コンクリートダムの建設が困難な場合に建設される事が多いダムだそうです。
御母衣湖(みぼろこ)
御母衣湖は、御母衣ダムによって形成された人造湖で、総貯水容量:370,000,000トンで日本で第2位、湛水面積:880haは日本で第3位。
荘川桜(しょうかわざくら)
荘川桜は、樹齢450年のエドヒガン桜で、1961年(昭和36年)に完成した、御母衣ダム建設時に、湖底に沈む村落にあった照連寺と光輪寺の2本の桜を、電源開発の初代総裁の高碕達之助氏と、桜研究家の笹部新太郎氏が協力し、現在の場所へ移植したものだそうです。