ガーバーナイフ(Gerber Knives)
ガーバー(gerber)社は、ジョセフ・R. ガーバー(Joseph R. Gerber)氏により、オレゴン州ポートランド(Portland)で1910年に創設された公告代理店でした。1939年、マーフィー・ナイフをガーバーの名で販売する、ガーバー・ハンドメイド・ブレード(Gerber Hand Made Blades)が創立され、1947年、社名をガーバー・レジェンダリー・ブレード(Gerber Legendary Blades)に変更します。1958年、ピート・ガーバー氏が社長に就任し、製造販売を続けましたが、1987年、ガーバー・レジェンダリー・ブレードをフィンランドの食卓用金物メーカー、フィスカース(Fiskars)に売却し現在に至っています。 ガーバーナイフの歴史ガーバー社はナイフだけでなくアル・マー(Al Mar)やカーショウ(Pete Kershaw )など、多くのナイフ関係者を生み出しています。キッチンナイフは、水との戦いで最初にグリップが破損します。ガーバー社のキッチンナイフはボルト・ネジ類を使用せず、高圧で取り付けられたアルミハンドル等、実用性・デザイン共に非常に高い評価を得ていました。ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art, New York)の最も実用的な製品デザイン100選に、選ばれています。