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歴代のフィリピン大統領(Former Philippine President)

初代 エミリオ・アギナルド(Emilio Aguinaldo)

初代 エミリオ・アギナルド(Emilio Aguinaldo) 就任期間:1899年〜1901年 出身:カビテ州

エミリオ・アギナルド(Emilio Aguinaldo)は、現カビーテ州カウィットの生まれ、1895年に町長に任命されます。 当時のフィリピンはスペインに植民地化されていて、重税と重労働で虐げられていました。
1892年にアンドレス・ボニファシオ(Andres Bonifacio)が中心となり秘密結社「カティプナン」が結成され、1897年には、アギナルドがカティプナンの指導権を握ります。同年11月、ブラカン州に総司令部を置き、「ビアクナバト共和国」を樹立し、大統領と名乗ります。
1897年スペインと和平協定(ビアクナバト協定)を結びますが、1898年2月、ハバナ湾で米艦隊がスペイン軍によって爆破された事をきっかけに米西戦争が勃発します。 米国はフィリピンの独立に全面協力することを条件に、アギナルドに米西戦争への協力を要請し、アギナルドは独立運動を再開します。 1898年8月13日、米軍とともにマニラにあったスペイン総督府を陥落させスペインとの戦闘を終結し、1899年に、マロロス憲法を公布しフィリピン共和国(第一次共和国)を樹立、初代大統領に就任します。
しかし、1898年12月10日にアメリカとスペインの間に結ばれたパリ講和条約によって、スペインはアメリカにフィリピンの領有権を譲渡し、アメリカ大統領ウィリアム・マッキンリーは「フィリピン群諸島は合衆国の自由なる旗のもとに置かれなければならない」とする声明を発表します。アギナルドをはじめフィリピン国民は激しく抗議し、アメリカ合衆国との間に米比戦争が勃発しますが、1900年には当時の首都マロロスが陥落し、翌1901年3月にアギナルドは米軍に捕らえられアメリカの主権を認めざるを得なくなります。
その後もフィリピンの独立を裏から支え、フィリピン共和国の独立に一生を捧げたアギナルドは1964年2月6日に亡くなります。
1898年6月12日に現カウィットの自宅で、フィリピンの独立を宣言した6月12日は現在、独立記念日とされていて、5ペソ紙幣の裏には、アギナルドが現カウィットの自宅で国旗を掲げている独立宣言の様子が描かれています。

(Photograph by Jack Birns)

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