旅2005年 (Journey 2005)
韓国：烏頭山(オドゥサン)統一展望台の臨津江(イムジンガン・imjingang)
烏頭山(オドゥサン・odusan)統一展望台は、地上5階、地下1階の石造りの建物で、1992年に開館しました。展示館には北朝鮮の暮らしと、朝鮮半島を紹介する資料が展示されています。臨津江、北ではリムジンガン、南ではイムジンガンと発音します。臨津江は、朝鮮半島の中西部の河川で、北朝鮮北部の山地に源流部があります。下流では、軍事境界線に沿うように流れ、黄海にそそぎ込む直前で、漢江に合流しています。延長は254kmで、流域は稲作地帯となっているそうです。臨津江は、非武装地帯付近を流れているので韓国側からみれば南北分断を象徴する川となっています。漢江は、朝鮮半島中央部の河川で、半島を西に横断して黄海にそそぎ込むんでいます。本流の長さは514km。韓国の主要な農業地帯をとおり、下流には金浦平野をつくり，京仁工業地帯や金浦郡を中心とした穀倉地帯を発達させています。
写真右から左に流れていて、漢江と合流します。現在、臨津江に架かる橋は自由の橋のみで、軍事境界線に近いことから、南北分断の川として登場します。
南北分断の歌♪「イムジン河」