ポルシェ博物館(Porsche mseum)

1898年 エッガー・ローナー・エレクトロモビル モデル C.2 フェートン（Egger-Lohner-Elektromobil Modell C.2 Phaeton）

ポルシェ博物館(Porsche Museum)は、ドイツ南西部のバーデン ヴュルテンベルク州の州都、シュトゥットガルト(Stuttgart)にある、ポルシェの歴史を紹介する博物館です。
1898年から1905年にかけてフェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche)は、オーストリアの老舗馬車メーカーであったローナー社（k.u.k. Hof-Wagen-Fabrik Lohner & Co.）でチーフエンジニアを務めていました。 エッガー・ローナー（Egger-Lohner)は、ポルシェが最初に製作したモデルで、オーストリアで最初に登録された車両の1つです。 前輪にステアリング機構を備えたシャーシに、電気モーターとべベルギヤを使ったデファレンシャルギアが組み込まれた電気自動車でした。 電力は車両後部に搭載された約550kgのチューダー(Tudor)のバッテリから供給され、航続距離は80Km、速度26.6km/hで3時間の走行が可能だったそうです。過負荷モードで最大5hpの電力を利用すると最高速度は35km/hだったそうです。 取り外し可能なボディを使用して、夏と冬の両方で車両を使用できました。