神奈川県:横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館は、神奈川県横浜市中区の関内地区にある建造物。1909年(明治42年)の横浜港開港50周年記念事業として、1913年(大正2年)に計画が出され翌年着工、1917年(大正6年)に完成しました。現在は横浜市中区公会堂として利用されていて、国指定の重要文化財となっています
大阪市中之島公会堂などと並び、大正期の公会堂建築のなかでは有名な建築物の一つです。設計原案ならびに基本構造設計は福田重義氏と山田七五郎氏が行ないました。建築当初の建築様式は、辰野式フリークラシックとよばれる様式で、関東大震災後、構造補強が施されたデザインとなっています。写真右の、
時計塔の高さは約36mで、「ジャックの塔」の愛称で親しまれていて、神奈川県庁本庁舎の「キングの塔」、横浜税関本関庁舎の「クイーンの塔」とともに、横浜三塔の一つに数えられています。
撮影2016年10月14日