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広島県:宮島 豊国神社の五重塔

広島県:宮島 豊国神社の五重塔

宮島(みやじま)は、瀬戸内海西部、広島湾の北西部に位置する、芸予諸島の島。正式名称は厳島(いつくしま)、宮島は江戸時代以降の呼称で、お宮(厳島神社)のある島、という意味だそうです。また安芸の宮島とも呼ばれ、日本三景の1つに数えられています。行政区分は広島県廿日市市宮島町。
豊国神社(とよくにじんじゃ)は、は、豊臣秀吉を祀る神社で、秀吉の生涯に縁のある各地に鎮座しています。 厳島神社末社・豊国神社は、広島県廿日市市宮島にあり、別名千畳閣(せんじょうかく)。豊臣秀吉が建立した大経堂を、神仏分離に伴い豊臣秀吉を祀る神社にしたものです。
五重塔(ごじゅうのとう)は、高さは27.6m。1407年(応永14年)に建立されたものと伝えられています。内部は完全な唐様で、一般の見学はできませんが、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが極彩色で描かれています。塔内にあった仏像は、明治元年の神仏分離令により、大願寺に遷されました。
1533年(天文2年)に改修され、1913年(大正2年)には解体修理が行われ、1951年(昭和26年)には屋根の葺替え工事が行われました。この五重塔が建つ塔の岡は、厳島合戦の際に陶軍が陣を構えた場所と伝えられています。 2015年3月21日撮影

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