pichori logo

ピチョリWebサイト(Pichori website)

Contact

広島県:厳島神社 能舞台

広島県:厳島神社 能舞台

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市宮島町にある、神社で、1996年(平成8年)、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。また、厳島は、安芸の宮島と呼ばれ日本三景の1つに数えられています。創建は、593年(推古天皇元年)で、当時の豪族の佐伯鞍職(さえきくらもと)が任を受けて、携わったとされていて、1168年(仁安3年)に、平清盛によって現在の海上に立つ社殿が造営されたといわれています。
能舞台 (のうぶたい)は、1568年(永禄11年)に、毛利氏が、観世太夫を招き、仮の能舞台を海中に設けさせ、能を奉納したのが始まりで、現在の建物は、1680年(延宝8年)に広島藩主浅野綱長により改修されたものだそうです。日本で唯一海中に建てられた能舞台で、切り妻造りで、笛柱が独立しています。海中にあるため、通常床下に余分な共鳴を吸収するために置かれている甕(かめ)がありません。代わりに、床下の根太が三角形で、その上に床板を張り、大きく響くように工夫されているそうです。1991年(平成3年)の台風19号で倒壊しましたが、古材を使用し、1994年(平成6年)に再建されました。 2015年3月21日撮影

<< 前のページに戻る