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天津神明宮の御社殿

千葉県:天津神明宮の御社殿

天津神明宮は、千葉県鴨川市天津2954にある神社で、天照皇大神(あまてらしますすめおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおかみ)、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)、大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)、ほか七柱の神を合祀(ごうし)。 神代のむかし、大国主命とともに日本を治めておられた事代主神は天孫に国土を献ってのち、海路はるばる当地においでになり、東方鎮護の神として永くこの地にお鎮まりになったため、人々は宮殿を建て、もうけ明神(えびす様)と尊称したと伝えられています。 その後、鎌倉に武家政治の基を開いた源頼朝公が戦に敗れて安房の地に逃れてきたとき、源家の再興を伊勢の大廟に祈願され、みごと成就されたことにより、天下平定ののち、1184年(寿永3年)、当地に伊勢より神霊を勧請し、もうけ明神とともにお祀りされたのが「房州伊勢の宮」と仰がれています。 小湊に誕生された日蓮聖人も当社を尊崇されていたことは有名な話しで、修行地清澄への道程、必ず当社を参拝されたと言われています。 また、御遺文中にも当社を「日本第二のみくりやや今は日本第一なり」と記され、天照皇大神が当地に鎮座されていることをもって、当地を「辺国なれども、日本国の中心のごとし」とされています。 開宗ののち、妙法弘通を当社に記念され、そのとき奉納されたと伝えられる「川向の御曼陀羅(布本尊)」が神社の宝物として、伝えのこされています。
御社殿は、新しく建造された土間拝殿、拝殿、幣殿、本殿と数十mにわたり奥に続いています。一般の人々はもとより奉職している神職も、天照皇大神、豊受大神、八重事代主神(えびす様)がおさめられている本殿以奥に、足を踏み入れることは許されません。 参拝は土間拝殿、拝殿にて、御祈祷は拝殿にておこなわれます。 参拝の作法は、基本的に、二拝、二拍手、一拝(2回おじぎ、2回拍手、1回おじぎ)ですが、拝殿に出入りするとき、神前に参上・退出するときは、軽く一礼をします。

(天津神明宮ウェブサイトより)

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