旅2013年 (Journey 2013)
神奈川県:箱根 彫刻の森美術館 交叉する空間構造
箱根 彫刻の森美術館(はこね ちょうこくのもりびじゅつかん)は、神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平および木賀にある、野外彫刻を中心とした美術館です。
「交叉する空間構造」1978年 強化プラスティック、鉄、塗料、530×943×275cm 後藤良二(日本、1951-)
『後藤は、ダイヤモンドの分子構造を母体として4本の手足を持つ炭素原子を人体に置き換えて構成した「ダイヤモンド構造」(美ヶ原高原美術館蔵)の制作の後、姉妹作であるこの作品を制作した。黒い男性像と赤い女性像が各72体、合計144体の群像が四肢を伸ばし、お互いに手足をつなぎ連なっている。幾何学的な組み合わせによって人間感情のウェットな部分が消え、無名の人間達が群舞している様な、エネルギーに満ちた作品になった。』(箱根 彫刻の森美術館 作品紹介より) 撮影2013年12月8日