旅2012年 (Journey 2012)
静岡県:城ヶ崎海岸の門脇吊橋
城ヶ崎海岸は、静岡県伊東市の南西に位置する海岸で、富士箱根伊豆国立公園の指定を受けています。 伊豆東部火山群の大室山ができた約4000年前の噴火で溶岩が海岸に流れ、海岸線を2km近く埋め立てたことによって形成されました。海岸は溶岩流と海の侵食作用でできた小さな岬と入り江が連続し、その多くは断崖絶壁となっています。門脇灯台を中心に全長9kmのハイキングコースがあり、門脇吊橋や、もずかね、しんのりなど、地元の漁師がつけた名前の岬や、紀州公ゆかりの、ぼら納屋などがあります。
門脇吊橋は、4000年前に大室火山の溶岩流が、カドカケと門脇岬の間に流れ出た跡にできた、半四郎落しと門脇崎の間の海蝕洞に架かる長さ48m、高さ23mの海の吊橋です。 1968年(昭和43年)に伊東市が設置し、現在の橋は1997年(平成9年)に全面架け替えとなったものだそうです。 撮影2012年11月24日