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旅2011年 (Journey 2011)

福島県:飯森山 栄螺堂

福島県:飯森山 栄螺堂

飯森山は、福島県会津若松市一箕町にある標高314mの山で、古くは弁天山と呼ばれました。戊辰戦争の際に、白虎隊が鶴ヶ城を仰ぎながら、集団自決を遂げた場所として知られています。
栄螺堂(さざえどう)は、かつてこの地にあった正宗寺の仏堂として、江戸時代後期の1796年(寛政8年)に、当時の住職であった郁堂(いくどう)が建立したものだそうです。明治初期の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で廃寺となり、以後、栄螺堂は飯盛家の所有となっています。現在は国指定重要文化財に指定されています。
堂内は回廊となっていて、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造となっています。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに3回匝(めぐ)ることで、参拝できるようになっていることから、三匝堂(さんそうどう)と言うそうです。螺旋構造や外観がサザエに似ていることから通称で、栄螺堂(さざえどう)と呼ばれているそうです。
会津さざえ堂公式サイト

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