旅2011年 (Journey 2011)
福島県:会津 大内宿
会津(あいづ)は、福島県を南北に連なる奥羽山脈と阿武隈高地の2つの尾根線を概ねの境界とした「会津」「中通り」「浜通り」の3つの地域の1つです。現在の福島県西部にある会津盆地を中心として、東は奥羽山脈、北は飯豊山地、西は越後山脈、南は下野山地に囲まれています。会津地方の中心都市は会津若松市。
大内宿は、会津西街道、南山通り、下野街道と呼ばれ、会津若松と日光街道の今市とを結ぶ 重要な街道の宿場町でした。当時は数万俵の廻米や、生活物資、参勤交代の大名行列や旅人がこの街道を行き交い旅の疲れをいやしたそうですが、1884年(明治17年)、国道121号線の開通により次第に人や物資の往来が減少し衰退していったそうです。
1981年(昭和56年)、古い町並みが残っている事で、宿場町としては長野県の妻籠宿(つまごじゅく)、奈良井宿(ならいじゅく)に次いで全国3番目に重要伝統的建造物群保存地区に指定されているそうです。
大内宿観光協会