旅2010年 (Journey 2010)
愛知県:豊川稲荷の奥の院
豊川稲荷(とよかわいなり)は、愛知県豊川市豊川町にある曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院です。正式名は、豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)でで、山号は圓福山(えんぷくざん)。「稲荷」は鎮守として祀られる豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)のこと。一般に「稲荷」と呼ばれる場合は「狐を祀った神社」を想像しますが、豊川稲荷でお祀りしているのは、豊川吒尼眞天が稲穂を荷い、白狐にまたがっていることから「豊川稲荷」が通称として広まり現在に至っているそうです。豊川稲荷では、日本各所にある神道上の稲荷神社の総本社となっている京都市伏見区の伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)と、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)を日本三大稲荷としています。
奥の院は、1814年(文化11年)建立。もと本殿の拝殿であったのを1930年(昭和5年)の改築に際して奥の院拝殿としたそうです。
豊川稲荷公式ホームページ