旅2010年 (Journey 2010)
静岡県:伊豆長岡のイチゴ
写真は、静岡県伊豆半島北部の伊豆の国市(いずのくにし)南江間の「伊豆長岡いちご狩りセンター」。観光農園で、毎月15日は「いちごの日」だそうです。静岡県主流のいちごは、「章姫(あきひめ)」と「紅(べに)ほっぺ」。章姫は、女峰と久能早生を交配したもので、静岡市の萩原章弘(はぎわらあきひろ)さんが開発した品種だそうです。紅ほっぺは、県の農業試験場で2002年に育種された品種だそうです。
いちごは植物学的に分類すると「被子植物門」「双子葉植物網」「離弁花亜網」「ばら目」「ばら科」の植物で、サクランボ、梨、リンゴなどもバラ科です。 イチゴの食べている部分は、イチゴの実ではなく、花の中心部にある果托(かたく)が肥大化したもので、まわりに200〜300個付いている小さな粒が実です。農林水産省ではイチゴやメロン、スイカを「果物」ではなく、「果実的野菜」として分類しています。長岡いちご狩センター