旅2009年 (Journey 2009)
栃木県:益子観音寺
益子陶器市は、栃木県芳賀郡益子町で行われる陶器市で、1966年(昭和41)から始まり、例年、春のゴールデンウイークと秋の11月3日前後に開催されます。販売店約50店舗の他約500のテントが立ち並び、伝統的な益子焼から、カップや皿などの日用品、美術品まで販売されます。焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われます。 2009年4月29日の初日から5月7日までの8日間の観光客数は551,040人で陶器市始まって以来、55万人を突破したそうです。(益子町観光協会)益子観音寺は、関東八十八ヵ所霊場 第三十番八 第三十番 如意山観音寺、栃木県芳賀郡益子町益子2935。 陶芸店が並ぶ城内坂通りの参道に入り石段を登ると本堂、地蔵堂、客殿・庫裡があります。737年(天平9年)に、僧、行基が開創し、782年〜805年の延暦年間に弘法大師が巡錫して如意輪観世音(県文化財)を奉安し、如意山に改めたそうです。1469年(文明元年)に、僧、弘賢が住職のころ密教の学問所としても栄え、明治のころ、益子下大羽の宝蔵寺の地蔵堂を移築し、堂内に子安地蔵を奉安し、安産・子育の守護仏として信仰されているそうです。