旅2008年 (Journey 2008)
埼玉県:巾着田の彼岸花
巾着田(きんちゃくだ)は、日高市大字高麗本郷を流れる高麗川(こまがわ)の岸辺にある彼岸花(ひがんばな)の群生地で、高麗川により浸食されたその形がきんちゃくの形に似ていることから、巾着田と呼ばれるようになったそうです。 規模は長さ600m,巾約50mで、全国的にも最大級のものと言われています。彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)とも呼ばれます。 球根にアルカロイドを多く含む有毒植物で、誤食した場合は吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死亡する場合があるそうです。 彼岸花が畑のあぜ道や、お墓に多く見られるのは、虫よけ、動物よけのため植えられたからだそうです