旅2008年 (Journey 2008)
埼玉県:蔵の町 時の鐘
蔵の町は、川越市にある蔵造りの町で、江戸時代には川越藩の城下町として栄えた町で、「小江戸」の別名で呼ばれます。1893年(明治26年)3月の大火で市街地が全焼し、その経験を元に耐火建築の蔵造りの建物が多く建てられ、現在に残る街並みを形成しています。時の鐘(ときのかね)は、今から約400年前の寛永年間に当時の川越藩主、酒井忠勝によって建設されたといわれています。度重なる火災により現在で4代目になるそうです、現在の物は1894年(明治27年)に再建されたものだそうです。高さは約16mで、鐘は、6:00、12:00、15:00、18:00の4回、電動で鳴るそうです。1996年(平成8年)には、環境省の「残したい日本の音風景100選」に選定されたそうです。