旅2008年 (Journey 2008)
福島県：飯坂町の白桃
飯坂町(いいざかまち)は、福島県福島市の地名で、福島県庁及び福島駅前を核とする福島市街地の北北西に位置する衛星都市です。飯坂町は、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに奥州三名湯に数えられています。白桃(はくとう)はバラ科モモ属の落葉小高木に分類され、中国の水蜜桃を改良し、岡山県で生まれた日本独自のモモです。果肉は白く、果汁が多く、日本で最も生産量の多い品種です。関西は白桃に袋をかけるため、色が白く、関東は無袋なので、色付きます。 花は、4月上旬頃に咲き、葉は花よりやや遅れて茂ります。乾燥させた葉を湯に入れた桃葉湯は、あせもなど皮膚の炎症に効くと言われています(必ず乾燥した葉を使用）。 実は、7月〜8月に実ります。主な品種は、白桃(はくとう)系の白桃と白鳳(はくほう)系の白桃がほとんどで、福島県、山梨県、長野県、岡山県などの盆地で栽培されます。