旅2008年 (Journey 2008) 北海道:網走沖の流氷 網走港(あばしりこう)は、北海道網走市にある港湾で、オホーツク海に面し、北西部に能取湖、中部に網走湖、東部に濤沸湖があり、それぞれ網走国定公園の一部となっています。一般的に海に浮いた氷を「流氷」と呼んでいますが、川や湖で凍ったものを「河川氷」、雪が氷河となって海に流れ込んだものを「氷山」、海水が凍ってできた氷を「海氷」と呼びます。オホーツク海の流氷は、ロシアと中国の国境を流れ、オホーツク海に注ぐ、全長4,444Kmのアムール川から流れ込んで塩分が低くなった海水が凍った「海氷」で、海水は塩分を含むため氷点は約-1.8℃にになります。流氷の長さは沖合22Kmだそうです。2003年2月の網走沖の流氷