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旅2008年 (Journey 2008)

北海道:網走港の流氷観光砕氷船「おーろら」

北海道:網走港の流氷観光砕氷船「おーろら」

網走港(あばしりこう)は、北海道網走市にある港湾で、オホーツク海に面し、北西部に能取湖、中部に網走湖、東部に濤沸湖があり、それぞれ網走国定公園の一部となっています。一般的に海に浮いた氷を「流氷」と呼んでいますが、川や湖で凍ったものを「河川氷」、雪が氷河となって海に流れ込んだものを「氷山」、海水が凍ってできた氷を「海氷」と呼びます。オホーツク海の流氷は、ロシアと中国の国境を流れ、オホーツク海に注ぐ、全長4,444Kmのアムール川から流れ込んで塩分が低くなった海水が凍った「海氷」で、海水は塩分を含むため氷点は約-1.8℃にになります。
流氷観光砕氷船「おーろら」は、観光を目的として建造された世界最初の砕氷船だそうです。設計は、日本鋼管(現在のユニバーサル造船)、建造は楢崎造船で1990年(平成2年)11月に完成し、1991年(平成3年)より運行を開始、1995年(平成7年)11月に「おーろら2」が完成し運行を開始。紋別の「ガリンコ号」のドリル状のスクリューを回転しながら砕氷して進む方式に対し、南極観測船「しらせ」同様に、船の重さで砕氷する方式だそうです。

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