旅2008年 (Journey 2008)
北海道:旭山動物園のホッキョクグマ
旭川市旭山動物園は、北海道旭川市にある日本最北の動物園です。開園は1967年(昭和42年)7月で、当初の動物はコイ200匹を含む、75種505点だったそうです。2006年度の入場者は304万人だそうで、ちなみに東京都台東区にある上野動物園の入場者数は350万人だそうです。旭山動物園は、国内で初めて自然繁殖に成功したホッキョクグマ、アムールヒョウ、コノハズクなどでも知られています。
ホッキョクグマは、哺乳綱(ほにゅうこう)食肉目(しょくにくもく)クマ科に分類されるクマで、オスは体長220〜280cmで体重250〜500kg。メスは体長180〜250cmで体重100〜300kgになるそうです。中には体重が800kgになるオスもいるそうです。主にアザラシなどを食べるほか昆布なども食べるそうです。
ホッキョクグマの体毛は内部が空洞で光を透過するため、陽光が体毛の奥にある皮膚に届くことと、体毛内の空洞にも蓄熱されることにより保温効果が高く、体温がほとんど外に逃げないそうです。動物園などで飼育されているホッキョクグマが汚れているのは、体毛の空洞に汚れが入り込むことで変色したものだそうです。