旅2007年 (Journey 2007)
山形県:立石寺の山門
立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の寺院で、860年(貞観2年)に慈覺大師が修行の場として開いたと伝えられています。立石寺は山寺の名でも知られてていて、1689(元禄2)年、『奥の細道』の途中に芭蕉と曽良が訪れたことで有名で、「閑かさや岩にしみいる蝉の声」を詠んだことでも知られています。山門は鎌倉時代末期の建立と伝えられていて、根本中堂と山門だけが火災に合わずにそのままの形で残っているそうです。山門から奥の院まで続く石段は、1,015段だそうです。