旅2007年 (Journey 2007)
京都府:東福寺の開山堂
東福寺(とうふくじ)は、京都市東山区本町にある臨済宗東福寺派大本山の寺院です。創建は、鎌倉時代。ときの摂政関白、藤原道家(九条道家)が、南都東大寺と興福寺から、「東」と「福」の二字を取り、九条家の菩提寺として造営したそうです。仏殿には高さ15mの大仏立像が安置されていて、京の「新大仏寺」として1236年(嘉禎2年)より、1255年(建長7年)までを費やして完成したそうです。開山堂(かいさんどう)は、1280年(弘安3年)に、「聖一国師」入定の地に建てられた塔所だそうです。九条道家が国師の為に普門寺を建て、更に一条実経が常楽庵を贈ったそうです。上層の伝衣閣(でんねかく)にある「三国伝来の布袋和尚像」は、伏見人形のルーツだそうです。