旅2007年 (Journey 2007)
京都府:東福寺の本堂
東福寺(とうふくじ)は、京都市東山区本町にある臨済宗東福寺派大本山の寺院です。創建は、鎌倉時代。ときの摂政関白、藤原道家(九条道家)が、南都東大寺と興福寺から、「東」と「福」の二字を取り、九条家の菩提寺として造営したそうです。仏殿には高さ15mの大仏立像が安置されていて、京の「新大仏寺」として1236年(嘉禎2年)より、1255年(建長7年)までを費やして完成したそうです。本堂は、仏殿兼法堂で、1881年(明治14年)に焼失後、1917年(大正6年)の起工から、1934年(昭和9年)の竣工まで17年を要し再建されたもので、昭和の木造建築中最大の建物だそうです。重層入母屋造りで、内部は禅式床瓦敷となっています。天井にある「蒼龍図」は、日本画家の「堂本印象」氏の筆だそうです。