旅2007年 (Journey 2007)
茨城県:小貝川ふれあい公園のポピー
小貝川ふれあい公園は、茨城県下妻市小貝川河川敷の自然をそのまま残してつくられた公園です。ポピーは、虞美人草(ぐびじんそう)とも言われていて、三国志の、項羽(こうう)が劉邦(りゅうほう)に敗れて垓下に追い詰められた時に、死を覚悟した項羽は愛人の虞妃(ぐき)に垓下の歌「力は山を抜き、気は世を覆う。時利あらずして騅逝かず。騅逝かざるを如何せん。虞や虞や汝を如何せん。」を歌い、虞妃は歌に合わせ舞いを舞った後、自刃したそうです。彼女を葬った墓に、雛罌粟が咲いたと言う伝説から、雛罌粟が虞美人草と言われる由来となったそうです。虞美人(ぐびじん)とは、虞妃の姓が虞で、後宮での役職名が美人であることから言われていたそうです。