旅2007年 (Journey 2007)
京都府:清水寺の三重塔
清水寺は、京都府京都市東山区清水にある寺院で、778年(宝亀9年)、奈良子島寺の延鎮上人の開創と言われています。本尊は、観世音菩薩の威神力を祈りこめた霊木を、千手観音像に彫作し奉ったと伝えられる千手観音。清水寺は、石山寺(滋賀県大津市)、長谷寺(奈良県桜井市)などと並び、日本でも有数の観音霊場として古くから知られています。西国33箇所観音霊場の第16番札所であり、世界遺産にも登録されています。三重塔は、847年(承和14年)の創建と伝えられていて、現在の塔は1632年(寛永9年)の再建だそうです。日本最大級の三重塔で高さは31m。1987年(昭和62年に解体修理が行われ、総丹塗りと共に桃山様式を示す各重横木の極彩色文様を復元したそうです。