旅2006年 (Journey 2006)
台湾:台北101のエレベータ
台北101は、台北市信義区にある、地下5階、地上101階、高さ508mの高層ビルで、7年間の工期を経て、2004年に竣工しました。設計は李祖原建築事務所、施工は熊谷組を中心としたジョイントベンチャーにより行われたそうです。台北101のエレベータは日本の東芝エレベータ製で、分速1010mで5階から展望台のある89階まで、37秒で到達します。このエレベータは、搭乗者の耳詰まりを軽減するための気圧制御装置や、2台のエレベータがすれ違うときの横揺れを軽減する、振動制御装置などが使用されているそうです。 エレベーター内の両サイドにはディスプレーがあり、上昇時、下降時共に、階層、高さ、分速、37秒からのカウントダウンタイマーがリアルタイムに表示されます。