旅2006年 (Journey 2006)
長野県：木曽駒ヶ岳 チングルマの実
木曽駒ヶ岳（きそこまがたけ）は長野県にある標高2,956mの山で、木曽山脈（中央アルプス）の最高峰。上松町、木曽町、宮田村の境界にあります。日本百名山の一つで、｢木曽駒｣とも呼ばれています。チングルマは、バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物。高山の雪渓周辺の草地や砂礫地に生え、高さは10cm程度。枝は地面を這い、群落を作ります。花期は6から8月で、花茎の先に3cmほどの白い花を1つ咲かせます。花が終わり実になったとき、花柱は伸びて放射状に広がります。和名の「チングルマ」は、この実の形が子供の風車に見えたことから、稚児車(ちごくるま)から転じて付けられたとされています。（生憎の曇り）