旅2006年 (Journey 2006)
台湾:国立故宮博物院の正院
国立故宮博物院は台北市北部の士林区にあり、1965年に北京にある紫禁城を参考にして建てられた博物院だそうです。この博物院には中華民国政府が台湾へと撤退する際に故宮博物院から運び出された美術品が主に展示されていて、古美術品の収蔵点数は約70万点に達すると言われていて、世界4大博物館のひとつに数えられています。博物院では3カ月に1回の割合で展示品の入れ替えがあるそうです。正院は梅の花の配置で、四階建ての建物五棟から造られています。故宮文物の収蔵と展示がされていて、宋(960年−1279年)、元(1271年−1368年)、明(1368年−1644年)、清(1616年−1912年)の中国歴代王朝の収集品、青銅器や書画、陶磁器、七宝、玉細工、漆器、彫刻などを見ることが出来ます。