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旅2006年 (Journey 2006)

フランス:シャモニーのソシュールとバルマの像

フランス:シャモニーのソシュールとバルマの像

シャモニー(Chamonix)は、フランス東部、モンブランの麓にあるスキーリゾートの町です。正式にはシャモニー・モンブラン(Chamonix-Mont-Blanc)です。シャモニーはモンブランから続くモンブラン山群のふもとの渓谷の町で、世界でも有数のスキーリゾートとして知られています。1924年に開催された、第1回冬季オリンピックはシャモニーで開催されました。其れにより冬季五輪・発祥の地と呼ばれています。ケーブルカーで山頂まで登り、山の向こう側のイタリア・アオスタ渓谷までケーブルカーで下りられます。
フランス:シャモニーのパカールの像ソシュール(Saussure)とバルマ(Balmat)の像は、シャモニーにあるスイスの博物学者オラス・ド・ソシュール(Horace-Benedict de Saussure)と水晶取りのジャック・バルマ(Jacques Balmat)の像です。1760年、ソシュール(Saussure)がモンブラン(Mont blanc)への登頂ルートを発見した者に賞金を与えると発表し、1786年に水晶取りのジャック・バルマ(Jacques Balmat)と医師マイケル・ガブリエル・パカール(Michel Gabriel Paccard)が初登頂に成功します。 しかし、スイスの旅行家であり作家でのマルク・ブーリー(Marc Bourrit)が、2人の功績に嫉妬しパカール(Paccard)が山頂には達していないと吹聴し、これが定着してしまいます。 像は、初登頂から100年後の1887年にソシュールの功績を称えパルマ広場にたてられました。モンブランの頂きを指差すパルマ(左)とソシュール(右)の2人の像で、パカールの姿はありません。 パカールの死後、登頂の様子を記した日記が発見され、パカールの名誉が復活し、バルマとソシュールの銅像建立から100年後の1986年にパカールの銅像も建立されます。

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