旅2005年 (Journey 2005)
北海道：チューリップ公園のヘリコプター
チューリップ公園は、北海道紋別郡上湧別町（かみゆうべつちょう）にあり、1975年(昭和50年)、かつて屯田兵の集会場と訓練場なっていたこの場所に「老人農園」として、2アールの面積に植付けを行い始まったそうです。チューリップを町のシンボルにしようと農園整備の着手が始り、1985年(昭和60年)に、作付け面積を拡大し「チューリップ園」と改名。1988年(昭和63年)、正式に町立の「チューリップ公園」として指定されました。現在、公園の総面積は12.5ヘクタール、約７ヘクタールの畑には120品種120万本のチューリップが植栽されているそうです。
公園内の東側にヘリコプターの遊覧飛行乗り場があり、5月中旬から下旬にかけて、空からのチューリップ公園、オホーツク海、サロマ湖を見ることができます。
写真のヘリコプターは、フランスのユーロコプターフランス社(旧：アエロスパシアル社)のアエロスパシアルAS350B(AEROSPATIALE AS350B)で、単発タービン機のベストセラーです。胴体全長12.9m、機体重量1.1t、最大巡航速度232km/h、7人乗りで、日本には約300機以上が輸入されてます。