旅2004年 (Journey 2004)
富山県:五箇山の合掌造り塩硝館
五箇山(ごかやま)は富山県の南西端、富山県南砺市菅沼にあります。赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷の5つの谷に囲まれ、五箇山の地名となったそうです。五箇山の菅沼合掌造り集落は白川郷と共に1995年(平成7年)12月に、世界遺産として登録されました。現在12棟の家屋があり、集落内には9戸の合掌造りが現存しています。五箇山では、藩政時代、黒色火薬の原料になる塩硝(煙硝)が製造されていました。五箇山と白川郷の塩硝づくりは加賀藩が300年間以上にもわたって行ってきた藩の事業でした。加賀の塩硝は日本一良質であるとされていたそうです。