旅2004年 (Journey 2004)
愛媛県:道後温泉の坊っちゃん列車
道後温泉は、愛媛県松山市の温泉で、日本三古湯のひとつと言われています。夏目漱石の小説『坊つちやん』(1905年)にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっています。坊っちゃん列車は、1888年(明治21年)に伊予鉄道が松山、三津間に鉄道を敷設した時にドイツから購入した列車のことで、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の中では『マッチ箱のような汽車』と紹介され、坊ちゃん列車と呼ばれるようになったそうです。1954年(昭和29年)まで利用されていました。2001年(平成13年)に1号機関車をモデルに、ディーゼルエンジンで復元され、現在は道後温泉と松山の中心市街地を走っています。