旅2003年 (Journey 2003)
山形県:立石寺の仁王門
立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の寺院で、860年(貞観2年)に慈覺大師が修行の場として開いたと伝えられています。立石寺は山寺の名でも知られてていて、1689(元禄2)年、『奥の細道』の途中に芭蕉と曽良が訪れたことで有名で、「閑かさや岩にしみいる蝉の声」を詠んだことでも知られています。立石寺の仁王門は、1848年(嘉永元年)に、65世情田和尚によって再建された門です。左右に安置された仁王尊像は、雲慶の弟子たちの作と言われます。