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旅2002年 (Journey 2002)

千葉県:佐原の樋橋

千葉県:佐原の樋橋(といはし)

佐原市(さわらし)は千葉県北東部の市で、古くから水郷の町として栄え、市街地の小野川沿いには小江戸とも呼ばれる当時の町並みが残っています。伊能忠敬の養子婿先の地で、地図の町としても有名です。
樋橋(といはし)は、伊能忠敬旧宅の前にかかる橋で、江戸時代の初期、佐原村のかんがい用水を送るため、木製の大きな樋をつくり小野川に架けられたもので、人を渡すためにつくられたものではなく、後に大樋を箱型につくり、丸太の手摺を付け板を敷いて、人が渡れるようになりました。流れを調節するために小野川に放水する仕掛けになっていて、水がジャージャーと流れ落ちていたので「ジャージャー橋」とも呼ばれました。現在の橋は平成4年に架け替えられたもので、いまは観光用に午前9時から午後4時まで30分おきに放水しています。小野川に流れるこの水の音は『日本の音風景100選』に選ばれています。

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