旅2002年 (Journey 2002)
北海道:摩周湖からの斜里岳とカムイシュ島
摩周湖(ましゅうこ)は北海道川上郡弟子屈町、阿寒国立公園内にある湖です。噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖で、アイヌ語では、カムイトー「神の湖」だそうです。中央にカムイシュ島があります。日本でもっとも透明度の高い湖と言われていて、湖内は阿寒国立公園の特別保護地域に指定されています。斜里岳(しゃりだけ)は北海道の知床半島にある火山で、標高は1,547m。斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山に選定されています。写真中央、奥の薄っすらした山です。
カムイシュ島(中島）は、カルデラ状の火山である摩周湖のほぼ中央部にある、溶岩円頂丘の島です。カムイシュ島は溶岩ドームの頂上部分であるため、丸く、崖に囲まれた形状をしています。「カムイシュ」は、アイヌ語のカムイ・シュ「神の老婆」といわれています。