フィリピンの紙幣 (Philippine note)
2001年 2000 PISO
2010年、発行。 表 「REPUBLIKA NG PILIPINAS」「ANG SALAPING ITO AY BAYARIN NG
BANGKO SENTRAL」「AT PANANAGUTAN NG REPUBLIKA NG PILIPINAS」「DALAWANG LIBONG
PISO」ジョセフ・エストラーダ(Joseph Estrada)、1998年6月に、バラソアイン教会(barasoain)で行われた第13代エストラダ大統領の就任宣誓式の様子。
裏 「SENTENARYONG SALAPI」「DALAWANG LIBONG PISO」フィデル・ラモス(Fidel Ramos)、カビーテ(Cavite)州カウィット(Kawit)の、エミリオ・アギナルドの生家で、フィリピン国旗を振る第12代 フィデル・ラモス(Fidel Ramos)大統領。1898年6月12日、このバルコニーで国旗を掲げ独立が宣言されました。 ジョセフ・エストラーダは、フィリピンの第13代大統領。
バラソアイン教会は中部ルソン地方、ブラカン州(Bulacan)・モロロス市(Malolos cyty)に1630年に建設されたローマカトリックの国立教会で、1898年9月10日からエミリオ・アギナルドが中心となり憲法制定会議が行われた場所です。1899年1月には、マロロス憲法が公布され、マロロス共和国(第1次共和国)が樹立し、エミリオ・アギナルドが初代大統領に就任します。修道院はフィリピン大学が最初に設置された場所でもあります。
この2000PISO紙幣は、2001年に法定通貨として発行される予定でしたが、2000年11月13日の弾劾動議成立によりエストラーダ大統領が退陣したので、紙幣はフィリピン中央銀行の金庫に保管されていました。2010年、保存されていた50,000枚が、法定通貨ではなく発行されました。