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銃の歴史

FN ブローニングM1900

FN ブローニングM1900

FN ブローニングM1900は、ジョン・M・ブローニング(John Moses Browning)の設計で、FN(Fabrique Nationale)社が製作した自動拳銃です。M1900は、ジョン・ブローニングの最初の市販モデルとなった銃で、1899年から製造され、M1910が登場するまでの10年間でおよそ50万丁が製造されたと言われています。
機構は後のコルト社製品に見られる機構のほとんどが組み込まれていました。口径は.32でこの銃用に作られた.32ACPを使用します。装弾数は7発。ストレートブローバックのストライカー方式を採用していました。特徴は、ストライカーにテンションを与えているのがリコイルスプリングであること、銃身と平行なリコイルスプリングが銃身の上にあること、フレームがスライドを包み込むこと、ストライカーがコックされている状態ではシアーがリアサイトをふさぎインジケーターを兼ねることなどです。銃身をスライドで包むことでスライドの重量を増やし大きめの口径でも小型の銃でブローバックを可能とし、耐久性も向上しました。後の自動拳銃はほとんどがこの形を用いています。
■ 口径:0.32 ■ 装弾数:7 ■ 重量:625g ■ 全長:172mm

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