スペインの硬貨 1799年 8 REALESスペインの硬貨 1799 8 REALES
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1799年 8 REALES

1791年から1808年に発行、材質(Material):89.6%銀(Silver)、直径(Diameter):39.0mm、重量(Weight):26.8g。
左 「CAROL・IIII・DEI・GRATIA」「1799」portraitスペイン国王、 カルロス4世(Carlos IV)
右 「・HISPAN・ET IND・REX・Mo・8R・F・M・」 スペインの国章。


カルロス4世は、1748年の生まれで、父は、カルロス3世、母はマリア・アマリア・デ・サホニア。1788年、カルロス3世の死後スペイン王に即位します。 カルロス4世は人々から愚鈍でお人好しの国王と呼ばれていたそうです。政治に関心がなく、政治の実権は彼の妃マリア・ルイサと宰相ゴドイの二人が握っていたそうです。  1789年、フランスで革命が勃発し、スペイン王室はフランス共和国と交戦しますが敗北してしまいます。その後は、フランスと同盟を結びイギリスと交戦しますが、トラファルガーの海戦でイギリス海軍に敗北します。1808年、ゴドイに反感を持つ貴族たちが蜂起して、ゴドイを失脚させ、ゴドイを支持していたカルロス4世も退位に追い込まれます。 カルロス4世が退位し フェルナンド7世が一時王位を継承しますが、スペインの王位はスペインに進軍中だったナポレオンに渡り、ナポレオンは兄 ジョゼフをホセ1世として1875年に即位させます。
「カルロス・ドル(Carlos dollar)」は、スペイン領のグアテマラ(Guatemala)、ポトシ(Potosi)、メキシコ(Mejico)、リマ(Lima)、サンチャゴ(Santiago)で鋳造された8レアル銀貨で、中国では「本洋」の名で呼ばれました。
写真はメキシコ鋳造の8レアル銀貨。直径:3.9cm、品位:896、量目:27.0674gで、中央にカルロス四世の胸像が描かれ、周囲に「CAROLUS・IIII・DEI・GRATIA」カルロス三世、神の恩寵によるの文字。 対面は、スペイン紋章の両側に、ジブラルタル海峡とレオナ岬を表す柱「ヘラクレスの柱(Pillars of Hercules)」、周囲に「HISPAN・ET IND・REX・M・8R・F・Mo・」スペインそしてインドの王、8レアル、メキシコシティ・ミントの文字が表示されています。
ローマ時代からヨーロッパ中世の17世紀頃に至るまで、次のようにローマ数字が用いられていました。
1-I 2-II 3-III 4-IIII 5-V 6-VI 7-VII 8-VIII 9-VIIII 10-X


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