台湾:国立故宮博物院の毛公鼎
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台湾:国立故宮博物院の毛公鼎(もうこうてい)

国立故宮博物院は台北市北部の士林区にあり、1965年に北京にある紫禁城を参考にして建てられた博物院だそうです。この博物院には中華民国政府が台湾へと撤退する際に故宮博物院から運び出された美術品が主に展示されていて、古美術品の収蔵点数は約70万点に達すると言われていて、世界4大博物館のひとつに数えられています。博物院では3カ月に1回の割合で展示品の入れ替えがあるそうです。
毛公鼎(もうこうてい)は、獣に似せた3本足に楕円形のカメ型という西周晩期の青銅器の特徴を表したこの形は、2800年以上も前のもので、もとは料理に使用したものでしたが、後に権威を象徴する礼器として使用されるようになりました。毛公鼎の胴内に鋳刻された32行、500文字は、世界で最も長い銘文で、内容は、周王が周朝復興に功労があった毛公一族を称えたものになっています。鼎(てい)の銘文に「…四方大いに乱れ定まらず」とあるのは、宣王が心配でたまらなかった当時の動乱の局面を指しています。


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