台湾:国立故宮博物院の緑地魚龍図花式瓶
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台湾:国立故宮博物院の緑地魚龍図花式瓶

国立故宮博物院は台北市北部の士林区にあり、1965年に北京にある紫禁城を参考にして建てられた博物院だそうです。この博物院には中華民国政府が台湾へと撤退する際に故宮博物院から運び出された美術品が主に展示されていて、古美術品の収蔵点数は約70万点に達すると言われていて、世界4大博物館のひとつに数えられています。博物院では3カ月に1回の割合で展示品の入れ替えがあるそうです。
緑地魚龍図花式瓶は、高さ51.6cmの厚みのある大瓶で、瓶の形が8枚の花弁の花型になっています。表面には黄緑の色釉がたっぷりとかけられ、現代的な風格が感じられます。両側に獣耳型の環が付いていて、腹部の前後に菱花型の開光があり、枠の中に魚と龍が浮き彫りにされています。雲間に遊ぶ五爪の龍、波涛から躍り出る鯉、「魚躍龍門」には、立身出世の吉祥の意味が込められています。


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