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籠神社の吽形狛犬

京都府:丹後 籠神社の吽形狛犬

籠神社(このじんじゃ)は、京都府宮津市字大垣430にある神社。主祭神は、彦火明命(ひこほあかりのみこと)天照大神の御孫神で、邇邇芸命(ににぎのみこと)の御兄神に当たられます。
狛犬(こまいぬ)は、獅子や犬に似た日本の獣で、想像上の生物とされています。像として神社や寺院の入口の両脇、あるいは本殿、本堂の正面左右などに一対で向き合う形、または守るべき寺社に背を向け、参拝者と正対する形で置かれる事が多く、またその際には無角の獅子と有角の狛犬とが一対とされています。
飛鳥時代に日本に伝わった当初は獅子で、左右の姿に差異はありませんでしたが、平安時代になってそれぞれ異なる外見を持つ獅子と狛犬の像が対で置かれるようになり、狭義には後者のみを「狛犬」と言うそうですが、現在では両者を併せて狛犬と呼ぶのが一般化しているそうです。
籠神社の阿形狛犬 口を閉じた、吽形狛犬(うんぎょうこまいぬ) は、二ノ鳥居の先、境内参道左側に鎮座し、口を開けた、阿形狛犬(あぎょうこまいぬ)は右側に鎮座しています。鎌倉時代の作といわれていて、国の重要文化財に指定されています。あまりの出来の良さに魂を宿し、天橋立を徘徊し、人々を驚かしていたのだそうです。天正年間の豪傑、岩見重太郎が剛刀で狛犬の脚を切断したところ神格を宿し、それ以来おとなしくなった、との伝説があります。2015年3月19日撮影

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