旅2008年 (Journey 2008)
宮城県：鳴子峡の大谷川
鳴子峡(なるこきょう)は宮城県大崎市に位置する峡谷で、本来は、「なるご」と濁ります。荒雄川(江合川)の支流、大谷川に沿った長さ約2.5kmの渓谷で、鳴子温泉と中山平温泉のほぼ中間にあり、栗駒国定公園に含まれています。東北屈指の紅葉スポットとしても知られています。
大谷川は、北上川水系の荒雄川(江合川)の支流で、白色凝灰岩が多く露出しています。虫喰岩、夫婦岩、弁慶岩、屏風岩などと呼ばれる岩が見られます。川沿いの鳴子峡遊歩道は、全長約2.6km、深さが最大約100mの峡谷と一面に落葉広葉樹林が繁茂し、アカシデ、ミズナラ、モミジ、カエデなどが見られ、紅葉の季節には多くの観光客が訪れます。1961年(昭和36年)に県の名勝に指定されています。