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旅2006年 (Journey 2006)

スイス:ルツェルンのライオン記念碑

スイス:ルツェルンのライオン記念碑

ルツェルンは、スイスの中央に位置する街で、スイスを代表する観光名所のひとつで、人口は約70,000人を数え、さらにその周囲の町村には約100,000人が居住しています。城壁に取り囲まれた街の真ん中をロイス川が流れ、中世都市が両岸に発展していきました。その両岸に分かれた街を、屋根付木造橋の「カペル・ブリュッケ」などの橋が結んでいます。フレスコ画が描かれた建物やさまざまな像がついた噴水など、かつての街の面影を感じることができます。
ライオン記念碑は、1792年のフランス革命の時、フランス王家に仕えていたスイス人衛兵786名が、パリのチュイルリー宮殿で、ルイ16世とマリー・アントワネット王妃を、最後まで守り、勇敢な死を遂げました。その忠実さと英雄的悲劇を讃え、デンマークの彫刻家 「トーワルドセン」 が制作した記念碑だそうです
自然の岩壁を削ってつくった浮彫りで、マーク・トウェインはルツェルンのライオン碑を「世界で最も悲しく、最も感動的な岩の彫刻である」と書いています。

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