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旅2002年 (Journey 2002)

富山県:黒部峡谷鉄道からの出し平ダム

富山県:黒部峡谷鉄道からの出し平ダム

黒部峡谷鉄道(くろべきょうこくてつどう)は、富山県の黒部川が流れる黒部峡谷を走る私鉄です。
黒部川の電源開発に必要な建設資材や作業員の輸送を目的として黒部峡谷に黒部軌道を敷設したのが黒部峡谷鉄道の始まりとなりました。1923年(大正12年)に宇奈月-猫又間の工事に着手し、1937年(昭和12年)に、今の宇奈月(うなずき)-欅平間(けやきだいら) の黒部軌道が完成しました。観光用に、運用を開始したのは1953年(昭和28年)のことでした。
出し平ダム(だしだいらダム)は富山県黒部市宇奈月町に、1985年(昭和60年)に完成した重力式コンクリートダムです。このダムの特徴は、ダム湖の堆砂を排出する、日本で最初の排砂ゲートを備えていることです。
黒部川は日本でも有数の土砂排出量が多い河川のため、貯水池の容量を維持、および下流へ土砂を流すことで海岸線の後退を防ぐことを目的に、出し平ダムには排砂ゲートが装備されました。

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