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シビックタイプR(Civic Type-R)

シビックタイプRシビックタイプRは、NSXタイプR、インテグラタイプRに続く、タイプRシリーズ第3弾で、最新型は、5代目のFK8型、2017年9月の発売。最高出力:320PS/6,500rpm、最大トルク:40.8kgf・m/2,500-4,500rpm。
シビック・タイプRは、世界最速の市販FF車と呼ばれています。最速の根拠となるのは、ドイツのニュルブルクリンク(NÜrburgring_nordschleife)北コースにおけるラップ記録です。 ニュルブルクリンクは約20kmの全長に、170以上のコーナーと約300mの高低差を有するサーキットコースで、長くて複雑なレイアウトであるうえに、コースそのものの設計が古く、コース幅は全体にせまく、路面も荒れていて、攻略の難しさから、世界中の自動車メーカーがスポーツカー開発のためにニュルブルクリンクでテストを行っています。
シビック・タイプR、FK8は、2018年5月現在、FF車によるニュルブルクリンク最速タイムを保持しています。 タイムは7分43秒80。ニュルブルクリンクで8分を切ったFF車は、タイプR以外には、フランスのルノー・メガーヌR.S.、スペインのセアト・レオン・クプラ280、ドイツのVWゴルフGTI クラブスポーツS、そして先代のシビック・タイプR、FK2の4台です。
ルノー・メガーヌR.S. セアト・レオン・クプラ280VWゴルフGTI クラブスポーツS シビック・タイプR_fk2
ガソリン車の最速は、ポルシェ 911GT2 RSの、6分47秒30。最速は、市販されていませんが、EV車の、NextEV Nio EP9で6分45秒90。 (2018/5月現在)

内容(Contents)

エンジン(engine)エンジン(engine)
直列4気筒DOHCターボ・1995cc
最高出力:320ps/6500rpm
最大トルク:400Nm/2500-4500rpm
変速機:6MT
JC08モード燃費:12.8km/L

トランスミッション(transmission) トランスミッション(transmission)
ニュルブルクリンクではシフトだけで数秒タイムが縮められるそうです。そのためにミッション内部のシンクロ容量を稼ぐなどして、スムーズにシフトができるようにしているそうです。ヘリカルLSDも1周数秒くらい短縮する効果があったそうです。 6速MTをローレシオ化し、軽量シングルマス・フライホイールを採用しています。また、減速操作に合わせてエンジン回転数を自動で調整するレブマッチシステムを搭載しています。

ドライブモード機構(drive_mode_mechanism)ドライブモード機構(drive_mode_mechanism)
ドライブモード機構は、ダンパー・ステアリング・スロットルなどの制御デバイスのセッティングをモードスイッチの操作で瞬時に変更できる機構です。モードは「SPORT」と「+R」に「COMFORT」を加えた3モードで、デフォルトがスポーツになっています。


デュアルアクシス・ストラット・サスペンションデュアルアクシス・ストラット・サスペンション(Dual Axis Strut Suspension)
高トルクエンジンのFF車は、トルクステア が発生しやすく、また、従来のストラット・サスペンションでは、コーナリング時にタイヤの接地性が確保しにくいという課題がありました。Hondaのデュアルアクシス・ストラット・サスペンションは、従来、ストラット・サスペンションで一体だったナックルとダンパーを分離し、転舵軸に自由度を持たせることでこれらの課題をクリアしています。

トルクステアとは、自動車において左右の駆動輪での駆動トルクに差が生じて、ハンドルを切っていないのに車が曲がろうとする現象を言います。


マルチリンク式サスペンションマルチリンク・サスペンション(Multi-link suspension)
ダイムラー・ベンツ社が5リンク構成のリアサスペンションを開発し、マルチリンクサスペンション(Multi-link suspension)と命名しました。1982年に発表されたメルセデス・ベンツ 190E(W201)に初めて搭載され、主なメルセデス車のリアサスペンションとして採用されています。 全てのアームが物理的に離れた存在となることで配置の自由度が増し、よりきめ細やかなセッティングを出すことが可能となります。

ブレンボ(Brembo)社キャリパーブレンボ(Brembo)社キャリパー
シビックタイプRから採用されているBrembo(ブレンボ)社製のブレーキキャリパーです。
ブレンボ(Brembo)社は、1961年に、イタリア共和国パラディーナ(Paladina)で創業されました。創業当時の従業員は10名程度だったそうです。1964年に、アルファロメオ(Alfa Romeo)にブレーキキットを納入し、イタリア初のブレーキ専門メーカーとして歩み始めます。

タイヤ(tyre)タイヤ(tyre)
コンチネンタル・スポーツコンタクト6(Continental SportContact6)が装着されています。タイヤサイズは前後とも245/30ZR20。コンチネンタルは、1871年操業のドイツのメーカーで、ブリヂストン、ミシュラン、グッドイヤーに次いで世界第4位のタイヤメーカーです。

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